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飲食店の賠償責任
株式会社E-trust(イートラスト)の芦村です。
飲食店の賠償責任についてです。
飲食店様で賠償責任保険を掛けるとなると、一番のニーズは「食中毒」です。
ただ、そのニーズが強すぎて、本来、保険で対応できるところを飲食店様自身で対応している可能性がある(実際にあった)ので、確認してみてください!
飲食店様の賠償責任で入っている可能性として、「仕事中の補償」「仕事の結果での補償」の可能性をまず見ます。
・仕事中での補償例
①お客様にビールを運んだ際、誤ってこぼし、お客様にかかってしまい、クリーニング代を負担した
②お客様に提供した熱い飲食物を誤ってこぼし、お客様が火傷をしてしまった
③店内の床が濡れていて、それに気づかず、お客様が転倒してケガをしてしまった
これらは、保険の対象となる可能性があります。(赤字が過失です)
自分の加入している保険に、「施設賠償責任保険」や「仕事に関する賠償保険」(それぞれの保険会社でペットネームあり。東京海上日動の場合「超ビジネス保険」)に加入していないか確認しましょう。
・仕事の結果での補償例
①提供した飲食物で食中毒を出してしまった
②*加工して店内販売していた飲食物に金属片が紛れ込んでいて、購入したお客様が口の中を切ってしまった。
これらも、対象となる可能性があります。
自分の加入している保険に「生産物賠償責任保険」や「仕事に関する賠償保険」(それぞれの保険会社でペットネームあり。東京海上日動の場合「超ビジネス保険」)に加入していないかを確認しましょう。
*②の場合、リコール費用がかかる場合があります。
商品の回収や、そのための広告費用なども加入しているか、確認しましょう。
加入していない場合、検討しましょう。
全てにおいて、病院代やクリーニング代の領収書などが必要になります。
例えば、バックに飲食物をこぼして新品を買って弁償した等は補償されない事が多いです。(賠償責任は時価額補償のため、その時の時価額が損害額になります)
このように、支払った金額が全て対象になるわけではありません。
必ず、保険会社に報告して、どうすればいいかの指示を仰ぎましょう。
当社では、このような場合のご相談も受け付けしております。
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